第2回 美唄ハッカソン2026 開催レポート

2026年2月22日・23日の2日間、美唄市内のゴルフ5カントリー美唄コースで「第2回 美唄ハッカソン2026」を開催しました。第1回に続く2回目の開催となる今回は、まちそのものの魅力を読み解く新しいテーマのもと、地元・道内・道外から集まった参加者たちが、初対面のチームでプロトタイプ開発に挑みました。

イベント概要

  • イベント名: 第2回 美唄ハッカソン2026
  • 開催日: 2026年2月22日(日)10:00〜23日(月・祝)17:00
  • 会場: ゴルフ5カントリー美唄コース(Alpen SNOWLAND美唄/北海道美唄市)
  • 主催: 美唄市
  • 運営: 株式会社イトナブ
  • テーマ: 「美しき唄のまち」
  • 参加者: ハッカソン部門20名(5チーム)、こどもアイデアソン部門2名、見学者6名

テーマ「美しき唄のまち」に込めた狙い

第1回のテーマ「ゴルフ5カントリー美唄コースをハックせよ」は、会場そのものを題材にした具体的なお題でした。第2回では一歩踏み出し、美唄というまちの魅力そのものを読み解き、好感度アップにつながるサービスや作品を生み出す、より間口の広いテーマを設定しました。技術力の有無を問わず、まちへの視点や発想の豊かさが試される内容です。

会場とJR美唄駅の間には無料送迎バスを運行し、宿泊施設「トマーレびばい」も夜間開発拠点として貸し出すなど、道外からも参加しやすい環境を整えました。

1日目 ── 出会いとチームビルド

初日はテーマ発表から始まりました。厳密なお題を絞り込みすぎず、参加者それぞれの視点で美唄の魅力や課題を見つけてもらうことを重視した趣旨説明のあと、その場でチームを編成する事前編成なしのスタイルで自己紹介・アイデア出しを実施。初対面同士がほとんどのなか、次の5チームが結成されました。

  • 雪まぶしい
  • 美 BY M.O.T
  • Revoice Bibai
  • Bi-Viewers
  • bibai music x poem

学生からベテランエンジニアまで、年齢も職業も異なるメンバーが同じテーブルを囲む光景は、このハッカソンらしい風景です。

2日目 ── 開発、そして発表へ

2日目は朝から開発に集中する時間。前日に固めたアイデアをかたちにするため、各チームが役割分担をしながらプロトタイプづくりに取り組み、最終的に全チームが発表までこぎつけました。

会場では小中学生を対象にした「こどもアイデアソン」も同時開催。テーマは「自分たちだけのオリジナルソングをつくろう」。歌詞づくりからAIツールを使ったメロディ制作まで、子どもたちの柔らかい発想が、大人たちのチームにも良い刺激を与えていました。

成果と表彰

2日目の午後からは、ブース展示を行い参加者同時で成果を見せ合い、その後全5チームによる発表会を行いました。

発表会終了後は、審査員4名(美唄市 桜井市長、ゴルフ5カントリー美唄コース 小水支配人、アスノシステム株式会社 須貝取締役、株式会社イトナブ 古山社長)による講評とともに、美唄らしさを表す「Bibai」、作品の楽しさを見る「Bounce」、既存の枠を超える挑戦を評価する「Break」の「3つのB」を観点に審査を行い、この3点のバランスが最も優れたチームを審査員賞として選出しました。

また、参加者同士の投票による、参加者投票賞も設け、表彰を行いました。

審査員賞:雪まぶしい  参加者投票賞:美 BY M.O.T

表彰後には、審査員から受賞チームへ個別のフィードバックが贈られました。惜しくも受賞に届かなかったチームへのコメントも、後日あらためて参加者へ共有しています。

参加者の声

イベント後のアンケート(回答22件)では、5段階評価で「5」が16件、「4」が5件と高い満足度が得られました。次回参加についても「参加したい」との回答が17件と、多くの方から前向きな声をいただいています。

  • 「ハッカソンだからこそ出会えたメンバーがあったのがよかった。プロトタイプの作成も終わった後達成感があった」
  • 「様々な領域の方々が協力して作り上げる楽しさ」
  • 「幅広い世代、異なる職業の人達と一緒に開発できたこと」
  • 「地元の方との交流を通して、美唄の魅力を知ることができ良かった」
  • 「知識や経験なくても楽しめた!」

一方で、会場の設備面(回線・日差し・気温など)や当日の進行案内をもっと事前に知りたかったという声、AI・ITに不慣れな方向けの導入レクチャーが欲しいという声もいただきました。「市街地での開催の方が参加しやすい」という意見も複数あり、参考にしつつ次回開催に向けて検討します。

第3回開催へ向けて

今回の実施結果を踏まえ、次回の第3回開催へ向けて検討を進めていきます。開催が決まりましたら、より皆さんが参加しやすいように準備を進めていきたいと思いますので、たくさんの方の参加をお待ちしております。


美唄ハッカソンとは

美唄ハッカソンは、情報化人材育成事業「未来クライム」の事業の一環として、未来クライム参加者のIT関連企業との関係性構築や最先端技術・プロジェクトとの出会い、技術向上のために、美唄市が主催する開発イベントです。

「未来クライム」参加者にとっては、学んだことが実際にどう形になるのか、身につけたものがどう生かされるのかを体験する絶好の機会となります。

また、道内外の参加者から、多様な視点でアイデア出しをしてもらうことから、美唄市の地域課題の解決や魅力向上につながり、参加者にとっては関係性づくりや自分の能力・スキルを試す機会として、地域の若者や次世代の技術者にとっての学びの場を提供しています。


関連リンク