未来クライム第4期 ベーシックコース 第1回講習レポート

「AIって、正しいことばかり言うわけじゃないんだ」 発見から始まった一日

2026年5月24日(日)、未来クライム第4期ベーシックコースの第1回講習を開催しました。今年度の幕開けとなるこの日のテーマは、「AIと一緒に、タスク管理アプリを作れるようになろう」。

この日は9名のみなさんにご参加いただきました。AIを宿題に使っている人、お仕事の書類づくりに活用している人、「猫のイラストを作ったことがあるくらい」という人まで、これまでの経験はさまざま。それでも大丈夫です。プログラミングの知識はいっさい必要ありません。前半はスマートフォンでAIとの会話を体験し、後半はパソコンでGeminiを使って、ロールプレイ形式のものづくりに挑戦した一日を振り返ります。

まずは肩慣らし ─ 写真でAIに聞いてみよう

スタートは「どんな時にAIを使うと便利だろう?」という問いかけから。続いて、手元のスマートフォンで身近なものを撮影して、ChatGPTに「この写真に映っているものの名前と特徴を教えて」と聞いてみるワークに入りました。

お花、3Dプリンターで作ったおもちゃ、キャラクターグッズ……。みなさん思い思いのものを写してみます。お花の名前はぴたりと正解する一方、ご当地キャラクターの名前までは当てられないことも。

そして、この日いちばんの“気づき”が早くも生まれます。AIは、いつも正しい答えを返してくれるわけではない。当たることもあれば、外すこともある。文字を打たずに写真を見せるだけで会話できる手軽さと同時に、「AIとの上手な付き合い方」を、頭ではなく体で感じる時間になりました。

そもそもAIって? ─ 身のまわりに広がる活用の世界

少しAIに慣れてきたところで、「生成AI」とはどんなものか、得意なこと・苦手なこと、使うときに気をつけたいことを一緒に学びました。

ポイントは3つ。①答えが正しいかどうかは自分で確かめる ②個人情報は入力しない ③使いすぎず、自分で考える力も大切にする。さらに、医療(カルテ作成)や農業(自動収穫)、Googleマップの渋滞予測、Gmailの返信文の提案など、AIが社会のあちこちで活躍している事例も紹介しました。「自分の仕事のあの場面でも使えそう」と、ご自身の日常に引きつけてイメージをふくらませる時間になりました。

いよいよメインワーク ─ 「夏まつりの屋台」を開こう!

後半はこの日の目玉、メインワークです。設定は、夏まつりで屋台を開く店主。綿あめ屋さん、フランクフルト屋さん……開きたいお店を自分で決めて、「開店までにやることって、いったい何だろう?」をAIと相談しながら洗い出していきます。

進め方は、迷わないように4つのステップに分けました。

  1. 屋台の企画書(PDF)を読み込ませる
  2. Geminiに添付して、自分のお店に合わせた「やることリスト」を作ってもらう
  3. できたリストを、Googleスプレッドシートの一覧表に書き出す
  4. そのリストをもとに、チェックを入れて完了管理できるToDoアプリに仕上げる

ひとつずつ階段をのぼるように進めたことで、生成AIに初めて触れる方も、自分のお店のタスク表づくりからアプリづくりまで挑戦することができました。スプレッドシートに初めて触れた方も多く、「自分でこんなものが作れるなんて」という驚きの声があがりました。時間内にアプリの完成まで届かなかった方もいましたが、スタッフがそばでサポートしながら、それぞれのペースで「自分の手で形にしていく」体験を持ち帰っていただけたと思います。

最後はみんなで振り返り

講習の締めくくりは、ひとりずつの発表です。テーマは「今日いちばん驚いたこと」と「明日からさっそく使ってみたいこと」。みなさんの言葉から、この日の手ごたえがそのまま伝わってきました。

「Geminiで、簡単にアプリを作れたことに感動しました」

「いろいろな機能があると分かりました」

「YouTubeを見ても分からなかったことが、直接アドバイスをもらえてできました」

「バーチャルの夏まつり、楽しかったです」

「AIが正確だと思っていましたが、そうではないと分かりました。これからは、考えながら調べていきたいです」

達成感、新しい発見、そして「次はこうしてみたい」という前向きな気持ち。会場には、そんな声がたくさん響いていました。

次回も、お待ちしています

ベーシックコースは、各回が独立した単発の講座です。「気になる回だけ」「都合のつく日だけ」と、お好きなタイミングでお申し込みいただけます。今回ご参加いただけなかった方も、次回からぜひ気軽に飛び込んでください。

これからも、参加されたみなさんに楽しんでいただける講習を準備しながら、暮らしや仕事の中で、明日からすぐに使える生成AIの活用方法をお届けしていきます。次回(第2回)の日程やテーマは、決まり次第、公式サイトでお知らせします。あなたとお会いできるのを楽しみにしています。

未来クライムとは

なりたい自分になる。やりたい仕事を、やり続ける。そんな未来を手に入れるためには、険しい山を登るように、たくさんの学びや出会い、そして挑戦が必要です。

未来クライムは、「なりたい自分」を目指すみなさんを支えるために、出会いと学びの場を届けていきます。

第4期目を迎えた今年度の「未来クライム ~PROGRAMMING ACADEMY BIBAI~」でも、美唄市からIT人材を世に送り出していくために、生成AIやプログラミングを継続的に学べる場を提供していきます。

小さな一歩の積み重ねが、やがて大きな成長につながります。仲間とともに学び合いながら、生成AIとプログラミングの世界を、一歩ずつ一緒に進んでいきましょう!