未来クライム第4期 アドバンスコース 体験会講習レポート
指示を出すだけで、Webページができた ─ AIで”作る”を体験した2時間
2026年6月3日(水)19時、未来クライム第4期アドバンスコースの体験会を開催しました。
「プログラミング経験ゼロから、9ヶ月で自分の業務課題を解決するアプリを作れるようになる」
本コースの入口として、まずはAIを実際に触ってもらう2時間でした。
まずは手を動かそう ─ 同じ指示でも、答えはひとつじゃない
開始早々、さっそく全員で手を動かしました。
「私は美唄市で働いている社会人です。明日の朝礼で1分間スピーチをしなければなりません。テーマは自由です。聞いている人が『おっ』と思うような、ちょっと面白い1分間スピーチの原稿を作ってください。」
このプロンプトをGeminiに送ってみるところからスタートしました。
結果を聞いてみると、焼き鳥、直線道路(国道12号線)、ハスカップと、出てきた答えは全員バラバラ。「やっぱり最初は焼き鳥が出がちかもしれない」と講師が笑いながら言えば、「じゃあ関西弁バージョンにしてみたら?」と試してみる参加者もいました。前のやりとりを踏まえてそのまま関西弁に変換してくれたGeminiに、「ちゃんと覚えてたんだ」と驚きの声が上がります。
すでに仕事でAIを使っているという参加者も数名いて、その使い方を紹介してもらう場面もありました。「逆に教えてもらう日が来るかもしれませんね」と講師が苦笑いする一幕もあり、会場の雰囲気はすっかりほぐれていきました。
AIって何者? ─ 使う前に知っておきたいこと
体験のあとは、生成AIの仕組みと付き合い方を整理しました。
生成AIは「次に来ると自然な言葉を予測して文章を組み立てる」仕組みで動いています。そのため、もっともらしい嘘(ハルシネーション)をつくことがある点、個人情報・機密情報は入力しないこと、最終的な判断は自分で行うことなど、実際に使う上で知っておきたいポイントを押さえました。
続いて、プロンプトのコツを体感するワークに移りました。「お詫びメールを書いて」と一言だけ送った場合と、状況・理由・対応策まで書いた場合の出力を比べてみると、その差は歴然です。「中身を入れ替えれば全然使えるレベル」の文章が、指示を少し工夫するだけで出てくる。それを参加者みんなで実感できました。
ハンズオンとチラ見せ ─ 自分の仕事で試して、本編も覗いてみる
後半は、各自のテーマでAIを自由に試してもらう時間にしました。「自分の仕事で使えそうなことを、何でも試してみてください」という声がけのもと、それぞれが手を動かします。会議のアジェンダを整理してスプレッドシートに書き出すデモも紹介すると、「時間配分まで気を使って提案してくれるんだ」とその気の利きぶりに驚く声や、「こういう使い方があるのか」という声が上がりました。
そして体験会の締めくくりに、本編の雰囲気を覗いてもらうデモを行いました。AIへの指示文だけで、HTMLのイベント案内ページを作ってみます。英字のコードが生成され、それをメモ帳に貼り付けて保存すると、数分でWebページが画面に現れます。「プログラミング未経験なので質問は初心者向けでお願いします」とひと言添えるだけで、AIが親切に確認しながら進めてくれる様子も印象的でした。
「自分でこういうものが作れるとは思っていなかった」。この日のデモが、9ヶ月後に目指すゴールのイメージにつながったのではないかと思います。
アドバンスコース ─ 1年間の流れ
- 6〜7月:2週間に1回、AI基礎・インプット中心
- 8月〜:月1回、Claudeを使ってアプリ制作・実証
- 2027年2月14日:成果発表会
8月以降はClaudeのProプラン(月額約3,000円)を使って、自分のパソコンでファイル操作を伴うアプリ制作にも挑戦していきます。受講料は無料です。
次回は2026年6月17日(水)19:00から、いよいよ本編の第1回がスタートします。AIを”使う”ところから、”自分の手でつくる”ところまで。これからの9ヶ月で、参加者のみなさんがどんなものを生み出していくのか、私たちもとても楽しみにしています。
プログラミングがはじめての方も、この日集まった一人ひとりが主役です。ここからの歩みは、またこのレポートでお伝えしていきます。どうぞ楽しみにしていてください。
未来クライムとは
なりたい自分になる。やりたい仕事を、やり続ける。そんな未来を手に入れるためには、険しい山を登るように、たくさんの学びや出会い、そして挑戦が必要です。
未来クライムは、「なりたい自分」を目指すみなさんを支えるために、出会いと学びの場を届けていきます。
第4期目を迎えた今年度の「未来クライム ~PROGRAMMING ACADEMY BIBAI~」でも、美唄市からIT人材を世に送り出していくために、生成AIやプログラミングを継続的に学べる場を提供していきます。
小さな一歩の積み重ねが、やがて大きな成長につながります。仲間とともに学び合いながら、生成AIとプログラミングの世界を、一歩ずつ一緒に進んでいきましょう!
